Thereminiは、史上最古の電子楽器の1つであり、ボブ・モーグが初めて夢中になった楽器でもあるテルミンに、新たなアイディアを加えて現代に蘇らせた1台です。「触れずして弾く」という独創的な演奏スタイルと、数々の賞を受賞したMoogのシンセサイザー“Animoog”のパワフルな音源部とを融合させたThereminiがあれば、あらゆる演奏レベルのプレイヤーでもすぐに親しめるだけでなく、新たな音楽表現や音楽教育、さらにはアクションによる外部機器のコントロールなども自在に行えます。
Theremini独自のピッチ・クオンタイズ機能により、楽曲の難易度に合わせて演奏するピッチ補正の深さを自在に調節できます。この補正量が最大の場合、本体で選択したスケールに完全に沿ったピッチでのみ演奏でき、間違った音程の演奏すら不可能になります。補正量を下げていくにつれ、ピッチやビブラートのコントロールがより自由になり、補正量をゼロにすると、トラディショナルなテルミンとまったく同様の、アナログ・ヘテロダイン方式オシレーターによる無段階のピッチ・コントロールを行えます。
また、内蔵チューナーを使用すれば、演奏中のピッチを視覚的に確認できる同時に、正しい音程との差を一目でチェックできます。これにより、演奏中の手の位置を修正しやすくできるだけでなく、音感やスケールのトレーニングなど教育分野でも容易に応用できます。
Thremini本体には、32種類の波形やウェーブテーブルによる音色プリセットが内蔵されています。音色だけでなくスケールやその開始音、演奏する音域やステレオ・ディレイのエフェクト設定もプリセットごとにメモリーできます。
本体にはスピーカーを内蔵していますので、場所を選ばずすぐにセッティングができ、個人練習にも便利です。また、フロントパネルにあるヘッドフォン端子にイヤフォンやヘッドフォンを接続すれば、スピーカーの出力がキャンセルされますので、周囲に音を出さずに練習することもできます。
さらに、ライブ演奏やコントローラーとしての使用に便利な2系統のラインレベルのオーディオ出力端子、発音域の設定が可能なピッチCV出力端子の他に、MIDI信号のやり取りに便利なミニUSB端子を装備しています。

主な特長:

ピッチ補正機能(スケールおよび開始音設定可能)
内蔵チューナー(演奏中のピッチや正確なピッチとの差を確認可能)
32種類のウェーブテーブルによるプリセット内蔵
内蔵スピーカー
ヘッドフォン端子
2系統のオーディオ出力端子(6.35mm標準ジャック)
ピッチCV出力端子(発音域設定可能)
スケールとその開始音を選択可能(プリセットごとにメモリー可能)
内蔵ステレオ・ピンポン・ディレイ
脱着可能なピッチ・アンテナ(取り外し時は本体側面のスロットに収納可能)
マイク・スタンド(3/8インチ)に設置可能(カメラの三脚用アダプター付属)
高品質ラバー・フットを使用

フロントパネル:

LCD:128x64ピクセルLCD(白色バックライト付き)
ヘッドフォン端子:3.5mmミニ・ステレオ・ジャック(イヤフォンまたはヘッドフォン接続時には内蔵スピーカーはミュート)
VOLUMEノブ:ヘッドフォン端子への出力、および内蔵スピーカーの音量を調整
PITCH BIASノブ:ピッチ補正機能の深さを調整(0~100%)
SCALEボタン:スケールを選択
ROOTボタン:選択したスケールの開始音を選択
SETUPボタン:各種設定およびキャリブレーション機能(シフトキーとしても使用)
DELAY LENGTHボタン:ディレイ・エフェクトの長さを設定(SHORT、MEDIUM、LONG、OFF)
DELAY AMOUNTノブ:ディレイ音と原音のバランスを調整
PRESETノブ:音色プリセットを選択(32種類)

リアパネル(接続端子):

LEFT OUTPUT:ラインレベル、6.35mm標準ジャック(左チャンネル)
RIGHT OUTPUT:ラインレベル、6.35mm標準ジャック(右チャンネル)
CV OUTPUT:6.35mm標準ジャック(出力CVのレンジを0~5Vまたは0~10Vのどちらかに選択可能)
USB:ミニBタイプ、USB2.0対応、USB-MIDI機能(ノート・データ未対応)

その他:

ケンジントン・ロック・スロット
電源スイッチ
電源:12VDC / 1.2A、100~240VAC(付属のACアダプターをご使用ください)
外形寸法:578 (W) x 165 (D) x 381 (H) mm(アンテナ含む:アンテナ収納時:102 (H) mm)
重量:1.36kg

※仕様は予告なく変更することがあります。

UD20140908